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【豊臣兄弟!】池松壮亮が挑む「新しい豊臣秀吉像」、選出理由と大河歴代秀吉との比較

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2026年放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で、天下人・豊臣秀吉(初名:藤吉郎)を演じるのは、俳優の池松壮亮(いけまつ そうすけ)さんです。

主人公である豊臣秀長(仲野太賀さん)の兄として、物語の中心となる非常に重要な役どころを担います。

目次

池松壮亮さんが演じる秀吉の特徴

池松壮亮さんは、その鋭い感性と表現力で知られる実力派です。今回の秀吉役では、以下のような新しい側面の表現が期待されています。

  • 人間的な葛藤: 従来の豪快な「猿」のイメージだけでなく、貧しさから這い上がる強烈な野心と、天下統一の重圧に苛まれる人間的な脆さが深く描かれます。
  • 兄弟の絆: 仲野太賀さん演じる誠実な弟・秀長に対し、奔放で破天荒な兄・秀吉として、愛情と頼り、そして時には対立するリアルな兄弟の姿が物語の核となります。

池松さんは過去に大河ドラマ『義経』で源頼朝の少年期を、『風林火山』で武田勝頼を演じており、今回の秀吉役は3度目の大河ドラマ出演となります。

豊臣秀吉役として池松壮亮さんが選ばれた背景には、制作陣がこのドラマのテーマとして最も重視している「兄弟のコンビネーション」と、俳優が持つ「役柄の奥行き」が大きく関わっています。

制作統括の松川博敬氏が語った主な選考理由は以下の通りです。

1. 仲野太賀さんとの「コンビネーション」を最優先

これが最も重要な理由として挙げられています。

  • 並びの面白さの重視: 秀吉役を決める際、制作陣は従来の秀吉像(サル顔やカリスマ性など)に縛られず、主演の仲野太賀さん(秀長役)と並んだときの「ワクワク感」「コンビネーションの面白さ」を最優先にしました。
  • 「サイズ感」: 二人が並んだ時の身長などを含めたサイズ感も、兄弟としてのリアルさや画面上でのバランスを考慮する上で重要な条件であったとされています。池松さんと仲野さんは、年齢も近く(池松さんが仲野さんより一つ上)、俳優としても同時代を牽引する存在であるため、このコンビネーションに説得力が生まれます。

2. 新しい秀吉像を表現する「演技の奥行き」

池松壮亮さんが持つ、従来の豪快な秀吉像にはない複雑な人間性を表現できる点が評価されました。

  • 繊細さと狂気の同居: 池松さんは、その演技を通じて、繊細で内省的な側面と、強烈な野心や狂気を両立させて表現できる俳優です。
  • 「孤独や脆さ」の表現: 『豊臣兄弟!』は、弟・秀長という視点から、兄・秀吉の人間的な孤独や脆さを深く描くことがテーマの一つです。池松さんの持つ、カリスマの裏にある影を表現する能力が、この新しい秀吉像に最適であると判断されました。

3. 俳優同士の「関係性」

池松さん自身も、仲野さんとの関係について言及しています。

  • 親戚のような関係: 池松さんは仲野太賀さんに対し「親戚のような、一緒に育ってきた感覚がある」とコメントしており、この長年の信頼関係気心が知れた間柄が、史実で強い絆で結ばれていた豊臣兄弟の演技に、より自然で深いリアリティをもたらすと期待されています。

これらの理由から、制作陣は歴代の秀吉役のイメージを一度リセットし、「仲野太賀が最も魅力を引き出せる兄」として、池松壮亮さんを選出したと言えます。

歴代の大河ドラマで豊臣秀吉を演じた俳優は多く、作品のテーマや主人公との関係性によって、その描かれ方は多様です。

特に視聴者に強い印象を残した、主な俳優と作品、秀吉の特徴をまとめてご紹介します。

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歴代大河ドラマ 豊臣秀吉役の俳優と特徴

『秀吉』1996年 竹中直人さん
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俳優名主な出演作品(放送年)作品の主人公秀吉の描かれ方(特徴的な評価)
竹中直人『秀吉』 (1996年) 『軍師官兵衛』 (2014年)秀吉(主演) / 黒田官兵衛「最もイメージに近い秀吉」として非常に有名。明るくコミカルな若年期から、晩年の非情さと狂気までを演じ分け、特に『秀吉』での「心配ご無用!」は流行語になりました。(2度出演)
緒形拳『太閤記』 (1965年) 『黄金の日日』 (1978年)秀吉(主演) / 呂宋助左衛門初期の大河秀吉像の基準を作ったとされる。人懐っこい「猿」のようなエネルギッシュな若者から、独裁的な天下人への変化を重厚に演じました。(2度出演)
西田敏行『おんな太閤記』 (1981年)ねね(佐久間良子)橋田壽賀子脚本のホームドラマ的な視点。人間味あふれる、親しみやすい夫・秀吉を演じ、ねねとの夫婦愛が深く描かれました。
小日向文世『真田丸』 (2016年)真田信繁(堺雅人)コミカルさの裏に底知れない老獪さや冷酷さを隠し持つ秀吉として大人気に。「目が笑っていない怖さ」と評され、強烈な印象を残しました。
ムロツヨシ『どうする家康』 (2023年)徳川家康(松本潤)人たらしの天才でありながら、計算高さや残忍さも持ち合わせ、家康を徹底的に利用し翻弄する「悪役」的な魅力を備えた秀吉でした。
佐々木蔵之介『麒麟がくる』 (2020年)明智光秀(長谷川博己)荒々しく、生命力と野心に満ちた秀吉。特に、織田信長に仕える前の底辺から這い上がるエネルギッシュな姿が強調されました。
勝新太郎『独眼竜政宗』 (1987年)伊達政宗(渡辺謙)豪放磊落で威圧感のある、怪物的な天下人としての秀吉。政宗を圧倒する「強い」「怖い」という印象を視聴者に残しました。
池松壮亮『豊臣兄弟!』 (2026年予定)豊臣秀長(仲野太賀)若々しく繊細な野心と、弟・秀長への依存人間的な脆さを抱えた、従来の秀吉像とは一線を画す新しい兄弟関係の中の秀吉像が期待されています。
『真田丸』2016年 小日向文世さん
『どうする家康』2023年 ムロツヨシさん

大河ドラマにおける秀吉像は、竹中直人さんの「明るくコミカル」なイメージが一般的ですが、近年は小日向文世さんムロツヨシさんのように、カリスマの裏にある「怖さ」や「計算高さ」を表現する傾向が強くなっています。

2026年の池松壮亮さんは、「弟の視点」から、さらに深く、人間的な孤独と葛藤を持った新しい秀吉像に挑むことになります。

『どうする家康』のムロツヨシさんの秀吉は徐々にサイコパス感がでてきて怖かったです…

『真田丸』の小日向文世さんも眼が笑ってないのじゃ(プルプル

『豊臣兄弟!』が描く「新しい豊臣秀吉像」

2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、主人公である弟・秀長(仲野太賀)の視点を通して、兄・秀吉(池松壮亮)の人生と人間性を描くため、従来の作品とは一線を画す、新しい秀吉像が提示される予定です。

池松壮亮さん演じる豊臣秀吉

ドラマ制作側が重視し、差別化を図る主なポイントは以下の通りです。


1. 従来の「猿」像からの脱却:「孤独な天才」としての秀吉

従来の秀吉像『豊臣兄弟!』で描かれる新しい秀吉像
陽気な人たらし豪快な猿天才的な社交術を持つ。孤独な天才、常に不安と戦う野心家。大胆な行動の裏に、計算や焦燥が透ける。
特徴的な言葉池松さんの持つ繊細さ鋭い感性を活かし、野心の裏側にある人間的な葛藤心の闇が深く描かれると予想されます。

2. 物語の核心:「依存」と「補完」の兄弟関係

このドラマの最大の差別化ポイントは、秀長(弟)の視点が主軸になることです。

  • 弟への強い依存: 従来の作品では、秀長は秀吉の「有能な部下」でしたが、本作では、秀吉にとって秀長が単なる補佐役を超えた「精神的な支柱」であり、「唯一心を許せる存在」として描かれます。秀吉の豪快な天下取りの陰には、秀長の冷静な調整力と献身が不可欠だったことが強調されます。
  • 「脆い兄」の側面: 天下人としての重圧、織田信長亡き後の政権運営の困難さの中で、秀吉が秀長に対して見せる弱い部分や、兄弟ゆえの甘えや葛藤が深く掘り下げられます。

3. 秀吉像の狙い:「等身大のヒーロー」

池松壮亮さんの起用自体が、新しい秀吉像の提示を狙っています。

  • 若々しく、どこか危うい魅力: 池松さんの持つ繊細さ、内省的な雰囲気は、竹中直人さんのような豪快で明るい秀吉像とも、小日向文世さんのような老獪で怖い秀吉像とも異なります。
  • 視聴者との共感性: 貧しさから成り上がる過程での必死さ、不器用さといった「等身大の人間らしさ」が強調されることで、現代の視聴者が感情移入しやすい秀吉像となることが期待されます。

まとめ

『豊臣兄弟!』における秀吉は、「天下人」であると同時に、「弟を必要とし、不安と戦い続ける一人の兄」として描かれます。従来の作品が描いてきた秀吉の「功」だけでなく、その裏側にある「孤独」「脆さ」を、弟の視線を通して炙り出すことが、制作側の大きな狙いです。

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